小原ハムSTORY
小原ハムは1948年
瀬戸内海にうかぶ小さな島で誕生しました
小原ハムの始まり
「小原ハム」は、当時大島で旅館を営む初代社長 小原明(さとし)とアメリカ帰りのハム職人との出会いから始まります。
かねてから吉海で多く飼われていた家畜でおいしいものが作れないかと考えていた小原明は、自身の営む旅館への宿泊と食事を提供することで、ハム職人から製造方法を教えてもらいます。
こうして造られた「小原ハム」は旅館の料理として提供され始め、愛媛県、広島県、因島、尾道等の外国人船乗りに販売行脚し、その中で彼らから味の良し悪しも学びました。
現在も70年以上つづく製法を守りつつ、時代に合わせたハムを造り続ける小原ハム。
地元では「ハム工場」の愛称で親しまれています。
▲当時の大島の様子。初めてハムを食べるのが「小原ハム」という方がまだ多くいらっしゃいました。
吉海郷土文化センター提供
▲2代目社長 小原 務
「小原ハム」のロゴマークは2代目社長 小原務(つとむ)のイニシャル「O」と「T」をもとに、 親戚であり、元吉海町長の矢野眞胤様によってデザインされました。
▲画家としても活動していた眞胤様にはロゴ以外にもハムのパッケージもデザインしていただきました。
▲吉海町長時代の矢野眞胤様(左) 吉海郷土文化センター提供
▲矢野眞胤様による絵画作品(上2点とも)
これからもこの先も、おいしいを届けるために
先代から引き継いだ味と技術を守りつつ、小原ハムはその時代ごとに進化し続けています。
安心・安全に食べていただくために作業ごとの消毒はもちろん、後片付けも。
職人としてプライドを持ち、且つ謙虚な姿勢でお客様へ想いを伝えていきます。